ドラッグストア大手のスギホールディングスが上場来高値（調整後）を更新、前日比３３２円高となる３７０１円を付けた。１０日引け後に２６年２月期の業績予想を上方修正した。
同社は通期の連結業績予想について、ＥＢＩＴＤＡ（営業利益＋減価償却費＋のれん償却額＋株式報酬費用＋持ち分による投資損益）を６７９億円から７００億円（前期比１５．８％増）に、純利益を３４０億円から４４２億円（同７２．１％増）に、それぞれ引き上げた。個人消費とインバウンド需要の回復を背景に、ヘルス＆ビューティケア関連商品や日用雑貨・食品などの販売が増加した。また、子会社間同士の吸収合併により、繰延税金資産と法人税等調整額を１１７億円追加計上し純利益が膨らむ。
第１四半期（３−５月）業績は、ＥＢＩＴＤＡが１５８億１８００万円（前年同期比２７．４％増）だった。
１１日の終値は、前日比２７０円高の３６３９円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
