セブン&アイ・ホールディングスのセブンイレブンを中心にATMを展開するセブン銀行が続伸、前日比3.8円高となる307.7円を付けた。大和証券は目標株価引き上げている。
大和証は29日付でセブン銀行の投資判断を「3」(5段階中3位)を据え置いた一方、目標株価を300円から310円に引き上げた。26年5月の本決算発表時に、伊藤忠商事との提携シナジー効果の開示で、利益成長期待を高める内容になるかを見極めたいと指摘。ファミリーマートへのATM設置は4−5年かかりそうで、短期的な株価押上げ材料にならない可能性があるとしながらも、「配当株」として一定の投資魅力があると評価している。
30日の終値は、前日比1.2円高の305.1円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社