タカショーが5日ぶりに反落、35円安の420円を付けた。26日引け後、26年1月期第3四半期累計(25年1月21日−10月20日)の連結決算を発表。営業損益は黒字転換したものの、最終損益は赤字が継続し、嫌気されたようだ。
第3四半期累計の決算は、売上高153億2500万円(前年同期比3.0%増)、営業損益が1億4600万円の黒字(前年同期は1億6900万円の赤字)、最終損失は4600万円の赤字(同2億7500万円の赤字)だった。引き続きプロユース事業における外装化粧建材関連商品の販売増加や、各施設における設計折り込みの採用拡大による非住宅分野の伸長に加え、LED庭照明の拡大などが寄与した。損益面では、第3四半期(7月21日−10月20日)に計画していた売上の一部が、第4四半期(25年10月21日−26年1月20日)期間にずれ込むことから最終損益は赤字が残る格好となった。
26年1月期(25年1月21日−26年1月20日)の業績予想は、売上高217億3600万円(前期比9.3%増)、営業損益4億6300万円の黒字(前期は1億5000万円の赤字)を据え置いている。
27日の終値は、前日比34円安の421円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社