ダイフクが急騰、588円高の4564円を付け、2月27日の年初来高値4119円を大きく更新した。7日引け後、25年12月期の連結利益予想の上方修正と配当予想の増額を明らかにし、買い人気を集めた。
25年12月期業績予想で、売上高は6500億円(前期は決算期変更による9カ月の変則決算のため比較はなし)を据え置いたが、営業利益を815億円から870億円に引き上げた。豊富な前期末受注残高をベースに、売上高が計画通りに進ちょくする一方、生産の効率化をはじめとするコスト削減への取り組みなども寄与する。また、修正した予想には米国の関税政策の影響も反映済としている。配当予想は、第2四半期末、期末ともに従来の32円から34円に引き上げ、年間配当は68円(前期は55円)とした。
25年12月期第2四半期累計(1−6月)の決算は、売上高が3264億8900万円、営業利益が511億300万円だった。
8日の終値は、前日比548円高の4524円
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社