テクノフレックスが3日続伸、106円高の2200円を付けた。15日引け後、25年12月期の連結業績予想の上方修正と、期末に特別配当を実施すると発表、買い人気を集めた。
25年12月期の業績予想で、売上高を237億円から255億円(前期比15.7%増)に、営業利益を29億円から38億円(同73.0%増)に引き上げた。同社では、為替の動向は依然として先行き不透明だが、米国関税の影響を受けて不安定になっていた海外の受注が、直近で安定してきたことから再度業績動向を見直した。期末配当は、従来の普通配当予想27円に特別配当10円を加え37円(前期は普通配当27円)にするとした。大阪支店として使用していた不動産を売却し特別利益を計上したことから、株主への還元を強化するとした。
16日の終値は、前日比16円高の2110円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社