テレビ東京ホールディングスが急伸、425円高の4110円を付け、5月9日の上場来高値4045円を大きく更新した。7月31日引け後、26年3月期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。
26年3月期の業績予想で、売上高を1570億円から1590億円(前期比2.0%増)に、営業利益を80億円から90億円(同15.5%増)に引き上げた。第1四半期(25年4−6月)において、売上高と営業利益がいずれも過去最高となったことや、足元での業績動向を織り込んだ。
第1四半期決算は、売上高が395億3600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益が32億7100万円(同2.9倍)だった。企業によるCM出稿が堅調で、放送事業はタイム、スポット収入とも順調に推移。またアニメ事業において「NARUTO」「BORUTO」といった有力IP(知的財産)の海外におけるゲーム化、商品化による権利収入が伸びた。
1日の終値は、前日比290円高の3975円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社