ニチレイが急落、198.5円安の1628円を付け4月3日の年初来安値1706円を大きく割り込んだ。5日引け後、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。減収減益となり嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が1707億6500万円(前年同期比0.2%減)、営業利益が86億8800万円(同8.9%減)だった。売上高は、水産・畜産事業で構造改革の継続により減収となったが、主力の加工食品事業と低温物流事業が伸長し、グループ全体では前期並みだった。利益面では、加工食品事業の為替影響を含む原材料・仕入コスト上昇などが重しとなった。
26年3月期の業績予想は、売上高7000億円(前期比0.3%減)、営業利益450億円(同17.4%増)を据え置いている。
6日の終値は、前日比164円安の1662.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社