創薬ベンチャーのネクセラファーマが、17日引け後、黒字化に向けて事業再構築を実施すると発表した。
同社は優先度の高いプログラムに経営資源を集中させ、営業費用の削減に向けた施策を実行する。自社開発では、25年8月に発表した肥満・代謝性疾患・内分泌疾患に対する次世代治療薬の開発に重点を置く。また、英国の創薬・開発拠点で、26年度の現金R&D(研究開発)支出を約35億円削減する。
固定費については執行部の体制を従来の10人から7人体制に変更し、日本と英国で約15%の人員削減を図る計画だ。
18日の終値は、前日比19円安の840円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社