調剤薬局やドラッグストアなどを運営するフファーマライズホールディングスが急騰し、年初来高値を更新、前日比62円高となる567円を付けた。25日引け後、25年5月期決算と新たな中期経営計画を発表した
25年5月期の連結営業利益は2億9300万円(前期比67.9%減)となり、計画の3億5000万円を下回った。物販事業でドラッグストア部門の商品原価率が上昇したほか、訪問看護事業、人材派遣・有料職業紹介事業、医療向けシステムインテグレーション事業が軟調に推移した。一方、26年5月期の営業利益は11億2300万円(前期比3.8倍)に急回復する見通し。調剤薬局事業においてM&A(企業の合併・買収)による増収と、取得した店舗の合理的運営を進める。
新中計では、最終年度の28年5月期の数値目標として、売上高700億円、営業利益16億円を掲げた。
26日の終値は、前日比6円高の511円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社