フォーカスシステムズは9日、総合川崎臨港病院の理事長の渡邊嘉行氏が代表を務めるGreen Apple(神奈川県川崎市)および、MPO(神奈川県川崎市)、ならびにMPO代表の井上正範氏との共同出資により、合弁会社OtoCheckを設立することを決議したと発表した。
同社は、総合川崎臨港病院とともに、AI(人工知能)技術を活用した中耳炎診断サポート機器の開発に取り組んでいる。開発を進める中耳炎診断支援機器(製品名:オトチェック)は、25年中に非医療機器としての発売を予定。今回同社は設立する合弁会社に22.08%出資し、持分法適用関連会社として位置づけ、医療機器分野への積極的参入、医療業界との連携強化、事業ポートフォリオの多様化等を目指す。
10日の終値は、前日比21円高の1390円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社