ベクトルが続伸、125円高の1217円を付け、1日の年初来高値1108円を大きく更新した。15日引け後、26年2月期第1四半期(25年3−5月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。
第1四半期決算は、売上高が148億200万円(前年同期比6.7%増)、営業利益が16億8900万円(同22.9%増)だった。PR・広告事業は、香港事業の撤退による影響や、他社商材の売上を取り込まない自社完結型のSNS運用などに代表されるオンライン施策の増加などにより減収となった。一方、PRTIMEが手がけるプレスリリース配信事業が大幅な増収増益となり、全体で大幅な増益を確保した。
第2四半期累計(25年3−8月)の業績予想は、売上高304億円(前年同期比11.0%増)、営業利益21億500万円(同1.7%増)を据え置いている。
16日の終値は、前日比15円高の1107円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社