ベステラが続急落、179円安の1067円を付けた。26年1月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。
26年1月期予想で、売上高を130億円から120億円(前期比10.1%増)に、営業利益を12億円から7億円(同87.3%増)に引き下げた。今期は完成工事利益率(利益率)の高い工事を選択受注するという方針で営業活動を実施。その結果、受注した工事(受注残高)の利益率は回復傾向となったが、選択受注をする体制整備が充分でなかったことや、利益率の高い大型工事の一部は受注機会に恵まれず、売上高が減少する見込みとなった。利益面では、工事中断時の待機損料の発生やスクラップ搬出時期の遅れなどが発生し利益率が低下した。
26年1月期第2四半期累計(25年2−7月)の決算は、売上高が51億円(前年同期比11.6%減)、営業利益は2億2600万円(同6.8%増)だった。
10日の終値は、前日比148円安の1098円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社