株式新聞ダイジェスト

ミズノ、帝人フロンティアや佐川急便と「資源循環スキーム」のトライアル運用開始

 ミズノは9日、帝人グループの帝人フロンティア、SGHDグループの佐川急便と、佐川急便の使用済みユニホームを新たなユニホームへと循環させる「資源循環スキーム」のトライアル運用を開始したと発表した。

 今回、佐川急便では、ユニホームを環境に配慮した仕様に変更するとともに、使用済みポロシャツユニホームの安定的供給の検討を実施。ミズノでは、長年供給してきた佐川急便のポロシャツユニホームの副資材も含め、リサイクルしやすいよう100%ポリエステル製とし、リサイクル素材を使用した製品設計、機能性のアップデートを行うとともに、使用済みポロシャツユニホームの回収の効率化を図る。帝人フロンティアでは、佐川急便の使用済みユニホーム向けにリサイクル素材を提供し、回収された使用済みユニホームをケミカルリサイクルによって、リサイクルポリエステル原料へと再資源化するという。

 10日の終値は、前日比4円高の2632円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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