ライブ配信コミュニケーションプラットホーム「ツイキャス」を運営するモイが前日比80円ストップ高の380円まで買われ、年初来高値を更新した。10日引け後、26年1月期業績予想の上方修正と、株主優待制度の導入を発表した。
通期の業績予想について、営業利益を1億1500万円から3億2800万円(前期比41.2%増)に引き上げた。マーケティングや手数料などの費用が低下する見込みとなった。一方、繰延税金資産の回収可能性を見積もるための時間を要することから、純利益は引き続き非開示とした。第3四半期累計(2−10月)の営業利益は2億6500万円(前年同期比44.5%増)、純利益は1億3400万円(同13.1%減)だった。
株主優待は、毎年1月末の株主名簿に記載された200株以上保有する株主を対象に、保有株数に応じてQUOカードを贈呈する(200株以上500株未満で1000円分)。
11日の終値は、前日比51円高の351円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社