ユニチャームが続落し、年初来安値を更新、前日比19円安となる1105円を付けた。大和証券の投資判断引き下げが売り材料視された。
大和証は27日付で、ユニチャムの投資判断を「2」(5段階中2位)から「3」(5段階中3位)に変更。目標株価は1320円から1140円に見直した。ベトナム以外のアジアでの業況が思わしくなく、中国で再び風評被害に見舞われるなど、フェミニンケア事業は脆弱性を示唆しているとリポートで指摘。インド事業のポテンシャルを評価しながらも、業績の本格貢献までには数年単位の時間を要すると予想している。
28日の終値は、前日比0.5安の1123.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社