ユニバンスが急騰、100円高の676円を付け、9日の年初来高値588円を大きく更新した。前週末17日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の業績予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を242億5000万円から280億円(前年同期比1.0%減)に引き上げ、営業利益を8億円から21億円(同5.1%減)に減益幅が縮小した。米国の関税政策の混乱や中国市場の冷え込みによる販売減を見込んでいたが、主にアジア拠点でのユニットおよび日本拠点での部品の販売が想定を上回り、加えて想定より為替が円安に推移したことも寄与する。通期業績については、米国関税政策の影響が依然不透明として、従来の予想を据え置いている。
20日の終値は、前週末比100円高の676円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社