機能性化学メーカーのレゾナック・ホールディングスが7日ぶりに反落、前日比89.5円安となる2841円まで売られた。15日引け後に発表した25年12月期第1四半期(1−3月)決算は堅調な内容ながら、連騰疲れに地合いの悪さも相まって上値が重い。
1−3月の連結コア営業利益が148億円(前年同期比55%増)。半導体・電子材料セグメントが好調に推移した。一方、黒鉛電極市況の低迷でケミカルセグメントが不振だった。
通期予想は(コア営業利益980億円、前期比6%増)を据え置いた。ただ、トランプ関税の影響は現時点で反映していない。
16日の終値は、前日比31円安の2899.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社