レナサイエンスが続伸し、一時156円高の2860円を付けた。16日引け後、同社が開発を進めるる悪性黒色腫治療薬「RS5614」について、医薬基盤・健康・栄養研究所の希少疾病用医薬品等試験研究助成事業に採択されたと発表、材料視された。
悪性黒色腫患者のり患率は日本国内では10万人に1.5−2人、総患者数は約5000人の希少疾患だが、米国では10万人あたり21.0人、有病者数は140万人もいる難治性の皮膚がん。今回の助成金は、25年4月−26年3月(原則最大3事業年度まで)において、同社が事業年度毎に助成金交付申請を行うことで、事業年度に悪性黒色腫の関連研究費として支出した経費の2分の1を上限に、医薬基盤・健康・栄養研究所の当該事業予算の範囲内で事業年度毎に助成を受けられるという。
17日終値は、前日比72円高の2776円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社