ロイヤルホールディングスが43円高の2780円を付け、連日で年初来高値を更新した。前週末1日引け後、25年12月期第2四半期累計(1−6月)の連結利益予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を793億円から788億円(前年同期比8.5%増)に引き下げたが、営業利益は22億8000万円から32億円(同7.1%減)に減益幅が縮小する。外食事業において、高付加価値商品の提供に伴う販売価格の上昇も奏功し、国内店舗の売上高は概ね想定通りの水準となった。一方、新規出店時期が計画より後倒しとなったことから、海外店舗の売上高は想定を下回った。利益面では、米国産牛肉や米価などの原材料価格の上昇に加え、賃金改善に伴う人件費増などが継続しているものの、増収による増益効果、各種経営施策による収益性の改善などが寄与した。
4日の終値は、前週末比14円高の2751円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社