三信電気が続落し、一時35円安の2360円を付けた。16日引け後、香港子会社において、悪意ある第三者による虚偽の送金指示に基づき、資金を流出させる事態が発生したと発表、嫌気された。
同社および同社香港子会社は、資金流出後まもなく、指示が虚偽であることに気づき、犯罪に巻き込まれた可能性が高いと判断、現地の捜査機関に対して被害の届け出を行ったという。損失見込額は177万1000ドル(約2億5600万円)で、今回の件により26年3月期連結業績予想に修正が必要となった場合は、速やかに開示するとしている。
17日終値は、前日比11円安の2384円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社