中部電力が急反落、前日比243円安の2197円をつけた。浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の再稼働をめぐる審査において、地震の揺れの想定の評価をめぐる不適切事案があったことを明らかにした。
同社は5日引け後、再稼働を目指している浜岡原発3、4号機について、「基準地震動」と呼ばれる地震の波の評価を原子力規制委員会に説明していたのとは異なる方法で行っていた。データを過小に見せていた疑いがあるという。第三者委員会を設置して事実関係と原因の調査、再発防止策の検討を進めると発表し、経営陣が陳謝した。
これにより、浜岡原発3、4号機の早期再稼働は困難になったとする見方が強い。同社は昨年11月にも、同原発の安全対策工事の仕様変更手続きが不適切だったとして、副社長らが辞任していた。
6日の終値は、前日比234円安の2206円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社