井関農機が反発、55円高の1295円を付け、5月30日の年初来高値1273円を更新した。3日付の日本経済新聞は、同社が主力とする農業機械で日本国内の法人用途を開拓すると報道、材料視された。
同紙によれば、国内の農業人口が減少する一方、企業の参入が増加。大規模化が進んでいるとし、零細農家からの農機需要の落ち込みを、大型機を中心とする法人のニーズで補い、30年までに同社売上高全体に占める大型農機の割合を現在の40%から50%以上に引き上げるという。
3日の終値は、前日比54円高の1294円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社