株式新聞ダイジェスト

住友電工が新高値、需要拡大で利益・配当予想を増額

 電線大手の住友電気工業が、6629円(前週末比979円高)まで買われ上場来高値を更新。10月31日引け後、26年3月期業績と配当予想の増額修正を発表し、買い人気を集めた。

 同社は通期の連結営業利益予想を2950億円から3400億円(前期比6.0%増)に引き上げた。自動車や環境エネルギー、情報通信分野の需要が堅調に推移した。情報通信はAI(人工知能)向けのデータセンター投資拡大が追い風になっている。また、米国の追加関税影響が想定を下回る見込みとなった。第2四半期累計(4−9月)の連結営業利益は1530億円(前期比28.2%増)だった。

 好業績を背景に、期末配当予想を従来の50円から68円(前期実績61円)に引き上げた。中間の50円とあわせた年間配当は118円(同97円)を見込む。

 この日は同業の古河電気工業やフジクラ、SWCCも買われている。

 4日の終値は、前週末比412円高の6062円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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