塩化ビニル樹脂やシリコンウエハーで世界最大の信越化学が急落、前日比624円安となる4852円を付けた。27日引け後、26年3月期第3四半期累計(25年4−12月)決算と、株式の売出しを発表し、売り材料視された。
第3四半期累計の連結営業利益は、4980億円(前年同期比14.8%減)となった。電子材料事業において、シリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料が売上を伸ばした一方、塩化ビニルの軟化で生活環境基盤材料事業が停滞した。通期予想は営業利益6350億円(前期比14.4%減)を据え置き。進ちょく率は78.4%だった。
また同社は、大株主による2368万1700株の売出しと、上限355万2200株のオーバーアロットメントでの売出しを行うと発表。売出し価格の決定日は2月4−9日までのまでのいずれかの日の終値に0.90−1.00を乗じた価格を仮条件とし、需要状況を勘案した上で決定する。
28日の終値は、前日比611円安の4865円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社