国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年9月22日−26日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、SBI岡三アセットマネジメントが26日に設定した「ジャパン・クリエイティブコンテンツ関連株ファンド」(愛称:エンタメ∞ニッポン)が第8位となった。
同ファンドの純資金流入額は約94億円となった。同ファンドは、日本のコンテンツ関連企業の中から、事業環境、業績動向、バリュエーションなどを総合的に考慮して選定した約20〜50銘柄に投資する。コンテンツ関連企業とは、アニメ、ゲーム、キャラクター、音楽、映像などのコンテンツや関連ブランド、ライセンス、ノウハウなどの知的財産を保有する企業、コンテンツビジネスに関わる企業としている。
同ファンドのほかには、「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)が新規にトップ10入りした。8月25日−29日以来4週ぶりのランクインとなった。
前週の純資金流入額トップは「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)。432億円の純資金流入となり、前々週(9月16日−19日)に続いてトップとなった。同ファンドのほかには、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)、「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が前々週に続いてトップ10内となった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「ドナルド・スミス グローバル・ディープバリュー戦略株式ファンド」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」(愛称:世界のベスト)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社