国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年9月8日−12日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、三井住友DSアセットマネジメントが11日に運用を開始した「ドナルド・スミス グローバル・ディープバリュー戦略株式ファンド」が193億円の純資金流入となり、第4位となった。
同ファンドは、世界の上場企業の中から、本源的価値に比べて極めて割安で投資魅力度が高いと判断する企業の株式に投資する。割安度の見極めに、純資産から無形資産を除いて算出した「株価有形純資産倍率」を活用する。
同ファンドのほかには、「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)、「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)が新規にランクインした。順に、8月18日−22日以来、7月28日−8月1日以来、8月12日−15日以来のランクインとなった。
前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)。543億円の純資金流入となり、前々週(9月1日−5日)に続いてトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン」(愛称:世界のベスト)の「<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」シリーズの「Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」が前々週に続いてランクインした。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「モルガン・スタンレー 米国株式インサイト戦略ファンド(為替ヘッジなし)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」「インベスコ 世界厳選株式オープン」(愛称:世界のベスト)の「<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社