株式新聞ダイジェスト

前週の流入額上位−新規設定の「資本効率化フォーカス・ジャパン」がランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年12月8日−12日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、三井住友DSアセットマネジメントが10日に設定した「資本効率化フォーカス・ジャパン」が約360億円の純資金流入となり、第3位となった。

 同ファンドは、国内上場企業の中から、資本関係の変化により資本効率や企業価値の向上が期待できる企業の株式に投資する。グループ再編、ファンドや他企業からの買収提案の受け入れ、MBO(経営陣が参加する自社買収)の3つの着眼点から投資機会を見出す。同ファンドのほかには、「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)と「ROBOPROファンド」が新規にランクインした。「次世代米国代表株ファンド」は2024年12月9日−13日以来1年ぶり、「ROBOPROファンド」は11月25日−28日以来2週ぶりのランクインとなった。「次世代米国代表株ファンド」は12月8日に決算を行い、分配金を1156円(1万口当たり、税引前)とした。

 前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)。764億円の純資金流入となり、前々週(12月1日−5日)に続くトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)が前々週に続いてトップ10入りした。

 一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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