国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年4月28日−5月2日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、フィデリティ投信が4月30日に設定した「フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター・ヨーロッパ)が約119億円の純資金流入で第4位となった。
同ファンドは実質的に、欧州の上場企業の株式に投資する。銘柄選択に当たっては、企業の長期的な成長力と株価の割安度に着目する。
同ファンドのほかには「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)が新規にランクインした。順に、4月14−18日以来、3月24−28日以来、4月7−11日以来、3月31日−4月4日以来のランクインとなった。
前週の純資金流入額トップは「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)。232億円の純資金流入となり、前々週(4月21−25日)に続いてトップとなった。同ファンドのほかには「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が前々週に続いてトップ10内となった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち「キャピタル 世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」「iFreeS&P500インデックス」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)」(愛称:世界のベスト)「One/フィデリティ・ブルーチップ・グロース株式ファンド(成長型)」「たわらノーロード先進国株式」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社