株式新聞ダイジェスト

創建エースが続落し年初来安値、東京証券取引所から監理銘柄(審査中)に指定

 創建エース(監理)が続落、11円安の10円を付け1月20日の年初来安値18円を割り込んだ。1日引け後、6月30日付けで監理銘柄(審査中)に指定されたと発表、嫌気された。

 同社は、同社子会社と特定取引先との取引の実在性および当該取引先に対する債権の資産性についての疑義の調査を目的に設置した特別調査委員会より調査報告書を受領。過年度の決算への影響額(概算)などが明らかになったほか、過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出を行う予定である旨などについて6月30日に開示を行った。東京証券取引所から、開示内容は、有価証券報告書等を訂正する内容が重要と認められることから、同社が虚偽記載を行った場合に該当すると認められる相当の事由があると判断され、そのうえで、今後の審査の結果いかんによっては、直ちに上場を廃止しなければ市場の秩序を維持することが困難であると東京証券取引所が認める場合に該当するおそれがあると認めれることから監理銘柄(審査中)に指定された。

 2日の終値は、前日比9円安の12円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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