北海道電力が急伸、42.1円高の694円を付けた。24日引け後、25年3月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。
25年3月期の業績予想で、売上高は9070億円から9020億円(前期比5.4%減)に引き下げたものの、経常利益を430億円から640億円(同26.7%減)に修正し、減益幅が縮小するとした。売上高は、小売販売電力量が減少する見込みとした。利益面では、燃料費等調整制度の期ずれ影響が差損から差益に転じることによる収支の好転や、電源調達コストの低減や諸経費などの支出時期ずれによる費用の減少を織り込んだ。
25日の終値は、前日比31.9円高の683.8円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社