大王製紙が3日ぶりに反発、46円高の928円を付けた。7日付の日本経済新聞は、同社が木質由来の極細繊維「セルロースナノファイバー(CNF)」を使った複合樹脂を自動車部品メーカー向けに供給すると報じ、材料視された。
同紙によれば、同社はこれまで日用品や化粧品の添加剤向けだったCNFの用途を自動車用部品に広げる。複数のメーカーと共同開発し、28年にも発売される新型車への採用を見込む。炭素繊維に続く次世代素材と期待され、車部品に用途を広げて普及に弾みを付けるという。
8日の終値は、前週末比19円高の901円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社