医薬品や健康食品などの製造・販売などを手がける室町ケミカルが急騰、144円高の868円を付けた。前週末12日引け後、26年5月期第2四半期累計(25年6−11月)と通期の単体業績予想を引き上げ、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を35億円から36億8000万円(前年同期比24,1%増)に、営業利益を1億8000万円から3億5000万円(同2.3倍)に増額。通期予想では、売上高を71億円から75億円(前期比12.7%増)に、営業利益を3億6000万円から5億5000万円(同27.3%増)に引き上げた。輸入原薬の主力品目の1つで需要増加に伴う受注増を確認していたが、その一部が前倒しで上半期に納品され、さらに下半期には追加受注が発生するなど、好調に推移。また、医薬品事業および化学品事業における売上品目構成の変化が原価率改善に寄与するという。
15日の終値は、前週末比89円高の813円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社