富士フイルムホールディングスは9日、グループの富士フイルムが、半導体の後工程向けに使用されるポリイミドを中心とした感光性絶縁膜材料の新ブランド「ZEMATES(ゼマテス)」を立ち上げたと発表した。
「ZEMATES」には、再配線層(RDL)用および保護膜層用の液型ポリイミドや再配線層用のフィルム型ポリイミド、そして保護膜層用のPBO(ポリベンゾオキサゾール)をラインアップ。今後、液型ポリイミドを中心としてさらなる拡販を進めるとともに、同社の精密塗布技術を活用して開発したフィルム型ポリイミドを早期に上市し、30年度までに感光性絶縁膜材料の売上を24年度比5倍に拡大させることを目指すという。
9日の終値は、前日比29円高の3307円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社