株式新聞ダイジェスト

富士通が急反発、最高益更新見通しと自社株買い発表を好感

 富士通が急反発、前日比216円高となる3155円を付けた。24日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定を発表し買い人気を集めた。

 25年3月期の連結営業利益は2651億円(前期比77.5%増)だった。主力のサービスソリューションが好調に推移した。26年3月期の営業利益予想は3600億円(前期比35.8%増)とした。最高益更新を見込む。

 また同社は、1億2000万株(自己株を除く発行済株式総数の6.75%)・1700億円を上限とする自社株買い枠を設定。26年3月期の配当予想は、中間・期末とも15円の計30円とし、前期から2円の増配を計画している。

 25日の終値は、前日比141円高の3080円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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