モーター用巻線設備最大手の小田原エンジニアリングが急騰、前日比390円高となる2389円を付けた。25年12月期第2四半期累計(1−6月)の利益の大幅な計画上ブレが材料視された。
12日に発表した第2四半期累計の連結決算は、営業利益が20億4400万円(前年同期比4.4倍)とった。15億3000万円を予想していたが、巻線機事業の改造案件などを前倒しで計上したほか、消耗品・予備品が海外顧客向けを中心に想定以上に伸長した。また、送風機・住設関連事業の受注回復や、住宅換気装置の好調も寄与した。
通期予想は現在精査中としている。その営業利益は24億円(前期比2.1倍)で、進ちょく率は85.2%と高い。
13日の終値は、前日比323円高の2322円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社