山崎製パンが3日ぶりに反発、250円高の3385円を付けた。前週末1日引け後、25年12月期の連結業績予想を上方修正し、好感された。
25年12月業績予想で、売上高を1兆2750億円から1兆2930億円(前期比3.9%増)に、営業利益を550億円から575億円(同10.8%増)に引き上げた。第2四半期累計(1−6月)までの堅調な業績推移と足元での動向を織り込んだ。
第2四半期累計の決算は、売上高が6506億3300万円(前年同期比5.3%増)、営業利益が346億9000万円(同11.8%増)だった。食品事業の売上高は、食パン、菓子パン、和菓子、洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓・その他商品類の全ての部門で前年同期を上回った。流通事業では売上高が拡大し、営業赤字幅が縮小した。
4日の終値は、前週末比227円高の3362円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社