市光工業が続伸、37円高の443円を付けた。前週末8日引け後、25年12月期第2四半期累計(1−6月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し好感された。
第2四半期累計の決算は、売上高が555億4600万円(前年同期比10.7%減)、営業利益は26億8400万円(同52.7%増)だった。売上高は、一部自動車メーカーの生産減の影響もあり、日本国内およびアセアンともに市場比で減少した。一方、利益面では、一過性要因、原材料費増に対応するため販売価格への転嫁、アセアンにおける不良率の低下など生産性向上、その他の合理化策などが奏功した。
25年12月期業績予想は、売上高1210億円(前期比3.6%減)、営業利益54億円(同10.6%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で45.9%、営業利益で49.7%となっている。
12日の終値は、前週末比28円高の434円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社