新光商事が急伸、92円高の1022円を付けた。前週末5月30日引け後、26年3月期の連結業績予想の上方修正と配当予想の引き上げを明らかにし、買い人気を集めた。
26年3月期の業績予想で、売上高を1000億円から1075億円(前期比7.3%減)に、営業利益を7億円から10億円(同57.0%増)に引き上げた。同日に、NEC傘下のシミズシンテックの株式譲渡契約を締結し、完全子会社化することについて合意。シミズシンテックは第2四半期(25年7−9月)から同社の連結子会社となることを織り込んだ。業績予想の修正に伴い配当予想を見直し、第2四半期末が従来の4.5円から6円(前期実績7.5円)、期末が同5円から6.5円(同8円)に引き上げ、年間配当は12.5円(同15.5円)となる見込み。
2日の終値は、前週末比43円高の973円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社