株式新聞ダイジェスト

新日科学が急伸、急性期偏頭痛治療薬に関しFDAから販売承認取得

 新日科学が急伸、177円高の1610円を付けた。1日午前9時、米子会社のSatsuma Pharmaceuticals(Satsuma社)が、現地4月30日に、急性期偏頭痛治療薬「Atzumi」に関し、FDA(米食品医薬品局)から販売承認を取得したと発表、材料視された。

 同社が独自に開発した経鼻製剤投与基盤技術は、粘膜と親和性の高い担体をベースとした粉体製剤技術と簡易で精度の高い投与が可能なデバイス(医療用具)を組み合わせたプラットフォーム技術。既存のDHE(ジヒドロエルゴタミン)医薬品の投与剤型は、注射剤や点鼻液(スプレー)剤であるのに対して、Atzumiは、DHE経鼻粉末治療薬(点鼻粉末のパウダー剤:DHEの新剤型)として、新規経鼻投与デバイスと組み合わせて開発されたという。

 1日の終値は、前日比132円高の1565円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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