日本ペイントホールディングスが変わらずを挟んで3日ぶりに反発、32円高の1062円を付けた。9日引け後、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。
自己株取得枠は、取得上限3500万株(自己株を除く発行済み株式数の1.5%)・300億円。取得期間は10月10日から26年2月28日まで。同社では、現在の株価は、過去5年間における競合他社(グローバル塗料メーカー売上上位5社での比較)を上回るEPS成長(CAGR19%)や将来の成長見通しを考慮すれば、非常に割安な水準にあると判断、自社株買いを決めた。
10日の終値は、前日比13円高の1043円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社