日本ペイントホールディングスが6日続伸、63.8円高の1061円を付けた。前週末14日引け後、25年12月期第3四半期累計(1−9月)の連結決算(IFRS)を発表。大幅な増益で着地し好感された。
第3四半期累計の決算は、売上収益が1兆3183億7800万円(前年同期比7.8%増)、営業利益が1905億7900万円(同36.4%増)だった。日本では、増収効果や販管費率の改善により増収増益を確保。NIPSEAは、減収を強いられたが、原材料率の改善やコスト削減策などが奏功し増益で着地した。
25年12月業績予想は、売上収益1兆8200億円(前期比11.1%増)、営業利益2440億円(同31.0%増)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で72.4%、営業利益で78.1%となっている。
17日の終値は、前週末比6.3円高の1003.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社