日本紙は1日、助野(富山県高岡市)と共同で、抗菌・消臭機能を持つ和紙糸「Cu−TOPアオ」を用いた、安全靴専用靴下を開発したと発表した。
靴下メーカー大手の助野は、これまでも漁師の意見を反映し、船上での作業の悩みを解消する専用靴下などを製造・販売してきた。今回、同社が開発した、銅イオンの効果で、抗菌・消臭・抗ウイルス性能を持つ高機能和紙糸「Cu−TOアオ」に着目し、またその材料を製造している同社石巻工場と協同で、実際に工場で安全靴を履いて作業している従業員の声を取り入れながら開発したという。今後、生産体制を整えた上で26年春ごろの販売を目指している。
2日終値は、前日比3円高の1197円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社