21日の後場は日経平均株価が、前日比216円46銭安の5万2774円64銭と5日続落。TOPIX(東証株価指数)も同35.90ポイント安の3589.70ポイントと4日連続で下落した。日経平均が5日続落するのは昨年1月8−15日以来約1年ぶり。トランプ大統領がグリーンランドの領有を巡り、英、仏、独など欧州8カ国からの輸入品に対して10%の関税を課すと表明。米欧対立による貿易摩擦の激化が警戒され、現地20日のNYダウ、ナスダック総合指数がそろって大幅に続落した。日本株も朝方から売りが先行、午前9時3分には同796円29銭安の5万2194円81銭を付けた。その後は、時間外取引で米株価指数先物が上昇したことから、短期的なリバウンドを狙った買いに下げ渋る場面もみられた。ただ、積極的な買いがみられず、戻りは限られた。
東証プライム市場の出来高は22億8410万株、売買代金は6兆6816億円。騰落銘柄数は値上がりが331銘柄にとどまったが、値下がりは1214銘柄と7割を超えた。変わらずは56銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、第一生命HD、東京海上などの保険株が下落。大和証G、野村などの証券商品先物株や、OLC、リクルートHなどのサービス株も安い。バンナム、任天堂などのその他製品株や、JPX、オリックスなどのその他金融株も軟調。7&iHD、ファストリテなどの小売株や、JAL、ANAなどの空運株も弱かった。一方、住友鉱、フジクラなどの非鉄金属株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が高い。
そのほか、アステリア、稀元素、LinkUG、洋エンジ、ミツバが下落。半面、ローツェ、キオクシア、KOKUSA、扶桑化学、古河電工などが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社