16日前場は日経平均株価が、前日比235円91銭安の5万3874円59銭と続落。TOPIX(東証株価指数)も同10.46ポイント安の3658.52ポイントと5日ぶりに下落した。現地15日の米国株式は、台湾TSMCの好決算を受けて半導体関連株が上昇。米金融大手ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーの決算も好調だったことから金融株も買われ、NYダウ、ナスダック総合指数がともに3日ぶりに反発した。ただ、日経平均はきのうの戻りの鈍さを引きずり、短期的な過熱感もあり売りが先行。また、衆議院選挙に向け、立憲民主と公明の新党結成を警戒する見方も相まって、日経平均は午前10時22分に同403円71銭安の5万3706円79銭を付けた。その後は、きのうの安値(5万3709円87銭)を大きく割り込まなかったことから、下げ渋る動きにつながったもよう。
東証プライム市場の出来高は12億2435万株、売買代金は3兆6230億円。騰落銘柄数は値上がりが721銘柄、値下がりは825銘柄、変わらずは56銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇した。郵船、商船三井などの海運株や、INPEX、石油資源などの鉱業株が下落。中外薬、第一三共などの医薬品株や、イオン、ファストリテなどの小売株も安い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、楽天グループ、日本郵政などのサービス株も軟調。三井不、菱地所などの不動産株や、テルモ、HOYAなどの精密機器株も弱かった。一方、AGC、TOTOなどのガラス土石株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株が高い。
そのほか、洋エンジ、冨士ダイス、三井海洋、東邦鉛、ベイカレントが下落。半面、ローツェ、日東紡、タツモ、コプロHD、オルガノなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社