市況(場況)

日経平均が297円安と5日続落、下げ幅縮小もプライム値下がり銘柄8割に迫る=21日前場

 21日前場は日経平均株価が、前日比297円67銭安の5万2693円43銭と5日続落。TOPIX(東証株価指数)も同34.00ポイント安の3591.60ポイントと下落した。トランプ大統領がグリーンランドの領有を巡り、英、仏、独など欧州8カ国からの輸入品に対して10%の関税を課すと表明したことを受け、休場明け現地20日の米国株式市場では、米欧対立による貿易摩擦の激化が警戒された。NYダウ、ナスダック総合指数がそろって大幅に続落した。日本株も朝方から売りが先行し、午前9時3分には同796円29銭安の5万2194円81銭を付けた。ただ、14日に付けた終値ベースの最高値(5万4341円)から2100円を超える下げとなり、短期のリバウンドを期待した買いを支えに、下げ幅を縮小した。

 東証プライム市場の出来高は11億3569万株、売買代金は3兆4817億円。騰落銘柄数は値上がりが291銘柄にとどまった一方、値下がりは1262銘柄と8割に迫った。変わらずは48銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。OLC、リクルートHなどのサービス株や、大和証G、野村などの証券商品先物株が下落。第一生命HD、東京海上などの保険株や、JAL、ANAなどの空運株も安い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、バンナム、任天堂などのその他製品株も軟調。JPX、オリックスなどのその他金融株や、アサヒ、味の素など食料品株も弱かった。一方、住友鉱、フジクラなどの非鉄金属株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が高い。

 そのほか、アステリア、LinkUG、洋エンジ、稀元素、ベイカレントが下落。半面、ミツバ、ローツェ、キオクシア、扶桑化学、古河電工などが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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