市況(場況)

日経平均が575円高と3日ぶり大幅反発、一時伸び悩むも円安支えに上げ幅拡大=9日前場

 9日前場は日経平均株価が、前日比575円44銭高の5万1692円70銭と3日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同25.46ポイント高の3509.80ポイントと上昇した。現地8日の米国株式市場では、防衛関連株が買われNYダウが反発した一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに小反落するなどまちまち。東京市場では、連日で大幅下落した反動に加え、原油価格の上昇を受け石油関連株に買いが先行した。その後、戻り待ちの売りに伸び悩む場面もみられたが、為替相場が1ドル=157円20銭前後(8日は156円46−48銭)まで、円安方向に振れたことを支えに上げ幅を拡大。午前11時28分には、同589円82銭高の5万1707円08銭を付け、高値圏で取引を終えた。

 東証プライム市場の出来高は12億1581万株、売買代金は3兆2062億円。騰落銘柄数は値上がりが1170銘柄と7割を超えた一方、値下がりは387銘柄にとどまった。変わらずは47銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち23業種が上昇、10業種が下落した。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株が上昇。帝人、東レなどの繊維株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も高い。INPEX、石油資源などの鉱業株や、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株も堅調。7&iHD、ファストリテなどの小売株や、浜ゴム、TOYOなどのゴム製品株もしっかり。一方、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、中外薬、第一三共などの医薬品株が安い。

 そのほか、Vキューブ、高純度化、LinkUG、東邦鉛、SBI新生銀行が上昇。半面、ツルハHD、イオン、洋エンジ、JESHD、ヤマトHDなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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