20日前場は日経平均株価が、前日比652円46銭安の5万2931円11銭と大幅に4日続落。TOPIX(東証株価指数)も同35.71ポイント安の3620.69ポイントと下落した。現地19日の米国株式市場はキング牧師生誕日で休場。同日の欧州株式市場では、グリーンランドを巡る米欧対立の経済への影響が警戒され下落したことから、日本株も売りが先行した。日経平均株価は午前9時29分に、同707円33銭安の5万2876円24銭を付け、13日以来1週間ぶりに心理的なフシ目の5万3000円を割り込んだ。その後は、下げ渋る動きをみせたものの、戻りは限られた。
一方、高市早苗首相はきのう、衆議院を解散することを表明。衆院選は27日公示、2月8日投開票の見込みとなった。食品に課す消費税を2年間ゼロにする考えを明らかにしたことから、引き続き、味の素やニチレイなどの食品株が物色されたが、指数への寄与は限られた。
東証プライム市場の出来高は10億7525万株、売買代金は2兆8685億円。騰落銘柄数は値上がりが375銘柄にとどまった一方、値下がりは1181銘柄と7割を超えた。変わらずは46銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇した。帝人、東レなどの繊維株や、東邦鉛、フジクラなどの非鉄金属株が下落。大和証G、野村などの証券商品先物株や、デンソー、トヨタなどの輸送用機器株も安い。アドバンテス、東エレクなどの電気機器株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も軟調。リクルートH、セコムなどのサービス株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株も弱い。一方、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株や、JAL、ANAなどの空運株が高い。
そのほか、洋エンジ、ユニチカ、SBI新生銀行、富士電機、三井金属が下落。半面、アステリア、ミツバ、GMOインタ、ライドリC、KLabなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社