市況(場況)

日経平均が905円安と大幅反落、取引終了にかけ弱含む=14日後場

 14日後場の日経平均株価は、前日比905円30銭安の5万376円53銭と3日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同21.91ポイント安の3359.81ポイントと5日ぶりに下落した。現地13日の米国では利下げへの期待感が後退し、NYダウが5日ぶりに反落、ナスダック総合指数は3日続落した。東京市場も米国株安の動きを受け、売りが先行。午前9時9分には同1035円23銭安の5万246円60銭を付けた。売り一巡後は、下げ渋る動きをみせたものの、週末要因も重なり積極的な買いは限られた。取引終了にかけて弱含み、きょうの安値を伺う場面もみられた。

 東証プライム市場の出来高は25億4462万株、売買代金は6兆6805億円。騰落銘柄数は値上がりが617銘柄、値下がりは939銘柄、変わらずは57銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち15業種が下落、18業種が上昇した。古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、日立、アドバンテスなどの電気機器株が下落。ディスコ、菱重工などの機械株や、ソフバンGなどの情報通信株も安い。東電力HD、中部電などの電気ガス株や、ガイシ、特殊陶などのガラス土石株も軟調。大成建、大林組などの建設株や、三和HD、ニッパツなどの金属製品株も弱かった。一方、INPEXなどの鉱業株や、東レ、ゴルドウインなどの繊維株、三井不、菱地所などの不動産株が高い。

 そのほか、キオクシア、PKSHA、荏原、JVCKW、朝日工が下落。半面、YACHD、GMOPG、伊藤忠食品、TOPPAN、ダイヤHDなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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