13日前場は日経平均株価が、前日比103円47銭高の5万1166円78銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同20.97ポイント高の3380.30ポイントと4日続伸し、取引時間中の最高値を連日で更新した。日経平均は午前10時18分に、同275円58銭高の5万1338円89銭を付けている。朝方は売りが先行したが、押し目買いに上げ転換。ドル・円相場が一時1ドル=154円90銭台を付け、朝方の水準よりも円安方向にあることも支え。また、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることなども意識されたようだ。
東証プライム市場の出来高は13億1819万株、売買代金は3兆2008億円。騰落銘柄数は値上がりが975銘柄、値下がりは562銘柄、変わらずは73銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株が上昇。大和証G、野村などの証券商品先物株や、大林組、清水建などの建設株も高い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、クレセゾン、オリックスなどのその他金融株も堅調。AGC、ガイシなどのガラス土石株や、第一生命HD、東京海上などの保険株もしっかり。一方、NTT、ソフバンGなどの情報通信株や、ニッパツなどの金属製品株が安い。
そのほか、エムスリー、デクセリアル、LinkUG、SWCC、カヤバが上昇。半面、LIFULL、Vテク、Jマテリアル、酉島製、ASB機械などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社