市況(場況)

日経平均は1085円高と高値引け、指数寄与度が高いアドバンテスやファストリテがけん引=31日後場

 31日後場は日経平均株価が、前日比1085円73銭高の5万2411円34銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同31.04ポイント高の3331.83ポイントと上昇した。日経平均は高値引けとなり、連日で終値の史上最高値を更新。TOPIXも終値の最高値を塗り替えた。米現地30日の通常取引終了後に発表されたアップルやアマゾンの決算を好感。日本株は朝方から買いが先行した。買い一巡後は、短期的な過熱感を警戒した売りに上げ幅を縮小する場面もみられたが持ち直した。主力銘柄で指数寄与度が高いアドバンテスやファストリテ、コナミG、ソフバンGの4銘柄だけで約685円日経平均を押し上げた。

 東証プライム市場の出来高は28億8524万株、売買代金は8兆5645億円。騰落銘柄数は値上がりが971銘柄、値下がりは580銘柄、変わらずは65銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち23業種が上昇、10業種が下落した。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、味の素、JTなど食料品株が上昇。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、日立、ソニーGなどの電気機器株も高い。LINEヤフ、ソフバンGなどの情報通信株や、ANAなどの空運株も堅調。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、イオン、ファストリテなどの小売株もしっかり。一方、デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、SUMCO、ニッパツなどの金属製品株が安い。

 そのほか、ブレインP(監理)、アンリツ、タカミヤ、コナミG、ソシオネクスが上昇。半面、DMG森精機、航空電子、明電舎、OLC、JCRファマなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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